- みずうみのおはなし3にんぐみ
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2022年10月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784477033983
[BOOKデータベースより]
みずうみで、しゅくだいをしようとした三人ぐみ。けれど、スパイダーのおとうとのウィリーがさわがしいので、いえにかえりたくなるようなこわいおはなしをすることにしました。ところが、ちっともこわがらなくて…!?
[日販商品データベースより]静かな場所で宿題をしようと、湖に行った3人ぐみ。ところが、騒がしいスパイダーの弟がついてきてしまいました。3人は、弟を家に帰らせようと、怖いお話をすることにしましたが、魔女の話もお化けの話も、ちっとも怖がらなくて…!?仲良しの3人がお話を創作してゆくシリーズ3作目。今回は、3にんぐみの弟が一枚上手で、想像もつかなかったオチに! 笑える箇所も多数あるので、ひとりでも楽しく読み進められます。
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小さい子をおいかえすには、やっぱりこわい話がいちばん……!?ローリー、スパイダー、サムは、いつも仲良し3人組! 今日はいっしょに宿題を片付けています。でも、今回はひとり多いみたい?3人のそばであそんでいるのは、スパイダーの弟ウィリー。ローリーもサムも、ウィリーがさわぐせいで、ぜんぜん集中できません。そこでローリーは、小さい子が走って逃げ出したくなるようなこわーいおはなしをして、ウィリーを家に追い返そうと思いつきます。かくしてお話づくりが得意なローリーが、とびきりのこわい話を披露します。ところがウィリーはまるきりへっちゃら。ちっともこわがってくれません。そこで今度は、サムとスパイダーが知恵をしぼって、順番にこわいお話を聞かせるのですが──?いつも仲良しの3人組が、それぞれに自分でつくったお話を披露していく「おはなし3にんぐみ」シリーズの第3弾。今回のお話は、ぜんぶこわい話! ……のつもりだけど、ウィリーがこわがらないのも、仕方ないかもしれません。3人が話すこわい話は、どれもこれもどこかお茶目で、ユーモラスだからです。風邪を引いた奥さんから「外で何か食べてきて」と言われて獲物を探しに出るイジワルオオカミのお話なんて、なんだか人間くさすぎる。わるい魔女に魔法をかけられて変身してしまうのは、なぜかジャガイモ。そうしてマッシュポテトを飼い猫とたのしむ魔女は、やっぱりなんだか憎めない。それに、前の人がしたお話をひきついで無理やり自分のお話につなげるものだから、もうしっちゃかめっちゃか! オオカミから逃げるために主人公はロケット付きの三輪車で爆走し、やっぱり魔法なんか効いていなかった主人公が逃げ出せば、魔女は怒りのあまりに大爆発してこっぱみじん。こわいどころか、その発想の自由さに笑っちゃう!けっきょくウィリーをこわがらせることができなかった3人。言い出しっぺのローリーはさじを投げて、元も子もないことを言い出します。「じゃあ、こんどは あなたの ばんよ!」えっ? 当のウィリーがこわい話をしちゃうの?自分だったらどんなお話にするだろうと想像して、物語を広げるのもたのしそう! 読み口も軽くイラストも多いので、絵本から読み物への移行にもぴったりです。
(小説家 堀井拓馬)
【情報提供・絵本ナビ】