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- 朝鮮映画の時代
-
帝国日本が創造した植民地表象
サピエンティア 66
- 価格
- 3,630円(本体3,300円+税)
- 発行年月
- 2022年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588603662
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[BOOKデータベースより]
銀幕からみた統治政策。単なる娯楽ではなく、立派な「皇国臣民」を育成するための道具となった映画を朝鮮人と日本人はいかに作り、参加し、鑑賞したのか。
序章 帝国日本における朝鮮映画とは何か―朝鮮たらしめるもののゆくえ
[日販商品データベースより]第1章 『大地は微笑む』における「朝鮮」とその周辺
第2章 映画『春香伝』の越境と翻訳の不/可能性
第3章 インターナショナルな朝鮮映画へ
第4章 京城の映画館における植民者と被植民者の「交差」
第5章 児童映画から「少国民」の物語へ
第6章 在日朝鮮人の映画への接合―映画からの排除と参入
終章 帝国日本で「朝鮮/映画」を観るということ
帝国日本では多くの映画人や作品、情報が往来し、内地でも朝鮮映画が上映され「朝鮮物」が作られた。こうした朝鮮映画や朝鮮物は誰に観られ、いかに考えられていたのか。戦時色が強まるにつれ、セリフは日本語に、スクリーンには「立派な皇国臣民」が登場するようになる。監督や俳優などの製作者、映画館経営者、観客の思いは、朝鮮人と日本人でいかに重なり、異なったのか。