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- イタリアのフルインクルーシブ教育
-
障害児の学校を無くした教育の歴史・課題・理念
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2022年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784750354712
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[BOOKデータベースより]
歴史的・哲学的洞察を踏まえてイタリアの教育におけるフルインクルージョン体制の到達点を紹介!1970年に障害児のための学校を廃止し、フルインクルーシブ教育へと大きく方向を転換したイタリア。その歴史的文脈を障害者の最初の「足跡」が残されている紀元前から、フランスのイタールやセガン、そして傑出した教育学者マリア・モンテッソーリへと概観する。「フルインクルーシーブ教育」の理念が歴史的にどのように生み出され、教育現場の取り組みに浸透し発展、展開していったのかを体系的に示した一冊。
第1章 教育的な意図の彼岸―遠い過去へのまなざし
[日販商品データベースより]第2章 ジャン・マルク・イタール―「独善的な診断」から教育的な関係へ
第3章 エドゥアール・セガンと「白痴」の教育
第4章 フランスからイタリアへ―マリア・モンテッソーリ
第5章 知育と人間形成の教育―長く複雑な文化的・社会的進展
第6章 インクルージョンを実現するための新たな概念・文化モデル
第7章 「ペダゴジア・スペチャーレ」と特別な教育方法論の貢献
第8章 インクルージョンのプロセスに現れる側面―いくらかの自覚と多くの挑戦
1970年代から障害児のための学校を廃止しインクルーシブ教育へと方向転換したイタリア。その歴史的文脈を紀元前からイタールやセガン、そしてモンテッソーリまで概観し、理念と実践の発展・展開を「障害者の権利に関する条約」や教育方法論を踏まえて概説する。