- 長崎橋物語
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石橋から戦災復興橋まで
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863292529
[BOOKデータベースより]
日本の橋450年の歴史の縮図は長崎にあり!!古地図、古写真、絵葉書、設計図、橋梁台帳等膨大な文献資料をもとに、長崎の橋の歴史的変遷を日本における橋の近代化の縮図としてたどる画期的な一冊。
はじめに―長崎市における橋の450年の変遷から日本の橋の歴史が見える
第1章 長崎市街地の川の地理と歴史的変遷
第2章 石橋の時代―近世の橋梁建設
第3章 外国人居留地の建設―木橋の時代
第4章 明治中期―木鉄混合橋の時代
第5章 繁栄を象徴する鉄橋の建設―鉄橋の時代
第6章 明治後期―鉄筋コンクリート橋の黎明期
第7章 都市を彩る様々な形態の橋―鉄筋コンクリート橋の発展期
第8章 昭和初期―鉄筋コンクリート橋の確立期
第9章 戦災復興橋梁
長崎には日本で最初に架けられた橋が現存する。石橋「眼鏡橋」、鉄橋「銕(くろがね)橋」、鉄筋コンクリート橋「本河内低部堰堤放水路橋」である。また「出島橋」は現存する最古の鉄製トラス橋である。本書は、特異な歴史を歩んだ長崎で、江戸初期から現在まで450年間の橋の建設の歴史を、貴重な写真、絵葉書、設計図とともに、わかりやすく体系的にまとめた労作。
江戸期の石橋群、外国人居留地建設時の木橋、近代化以後の木鉄混合橋、鉄橋、鉄筋コンクリート橋、戦後の戦災復興橋まで、日本の橋の近代化の縮図としてたどる橋物語?