「スマトラ新聞」を探して

「幻の新聞」とアジア・太平洋戦争

花伝社 共栄書房
江澤誠　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2022年06月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784763420138

内容情報

[BOOKデータベースより]

アジア・太平洋戦争中の日本軍政下、現インドネシアのスマトラ島・パダンで発行されていた日刊邦字紙「スマトラ新聞」。執念の復刻を経て見えてきた、占領政策の実際と戦時ジャーナリズムの実態とは。あらゆる角度の考察から、立体的に“あの戦争”を読み解く。

第１部　「スマトラ新聞」復刻版　解題（蘭印攻略と富の搾取；陸海軍によるインドネシアの分割統治；軍政の進行　ほか）
第２部　アジア・太平洋戦争論考（１）（文化財の帰属問題；植民地下の社会資本；民族の怨念と「忘却度」　ほか）
第３部　アジア・太平洋戦争論考（２）（「負の遺産」をいかに残すか―ヒロシマ・ナガサキ・震災被災地を例に；「ヒバク・ナショナリズム」からの脱却を―「原爆ドーム」世界遺産登録から考察；捕虜の歴史と今日も引きずる補償問題―憲法前文と九条による捕虜の不存在　ほか）

[日販商品データベースより]

東南アジアで日本は何をしたのか──
歴史に埋もれた幻の邦字新聞、その「再発見」が明らかにする戦争の実相

アジア・太平洋戦争中の日本軍政下、現インドネシアのスマトラ島・パダンで発行されていた日刊邦字紙「スマトラ新聞」。執念の復刻を経て見えてきた、占領政策の実際と戦時ジャーナリズムの実態とは。

あらゆる角度の考察から、立体的に“あの戦争”を読み解く