- 音楽と感情 新装版
-
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784622095378
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 動画&写真でよくわかる生徒主体の学習の場をデザインする365日の全授業中学校保健体育2年
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2023年03月発売】
- 探究 保健体育教師の今と未来20講
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年10月発売】
- 動画&写真でよくわかる生徒主体の学習の場をデザインする365日の全授業中学校保健体育1年
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2023年03月発売】
- 書いて覚える徹底!!譜読 2
-
価格:880円(本体800円+税)
【2006年07月発売】
[BOOKデータベースより]
バッハからベルクまで、作曲家はどのように聴き手の感情を波立たせる名曲を作ったのか。その奥義を語る。
1 複合的なシグナルの意味を決めるということ
[日販商品データベースより]2 古典派以前
3 対立しあう情緒―古典派
4 ハ短調様式
5 ベートーヴェンの拡張
6 ロマン派―音の強さ
7 執拗さ―ロマン派以降
付録(ハッピーバースデー、ショパン!―二〇一〇年、生誕二百年を祝って;ハッピーバースデー、シューマン!―二〇一〇年、生誕二百年を祝って)
音楽がわかるとは、難解な暗号を覚えることとはちがう。それは、聴いて楽しむことを意味するにすぎない。……とはいえ専門知識があれば、自分の大好きなものを聴くとなぜ楽しいのかがわかる、という見返りがある。
(「まえがき」より)
18世紀から20世紀初頭まで、バッハからアルバン・ベルクにいたる作曲家たちはどのようにして、聴き手の感情を波立たせる美しい曲をつくったのだろうか。しかもその方法は時代とともに、とくにベートーヴェン以後はドラスティックに変化した。
心憎いほど音楽を知りつくした音楽理論家・ピアニストが、古典派以前からロマン派以後までの名曲〓〓〈シャコンヌ〉から《ヴォツェック》まで〓〓を例に、繊細な表現の構造と、計算しつくされたからくりを分析する。協和音と不協和音の緊張と解決の方法が変わると、表現はどう変わるか。ハ短調が注目に値する理由は何だったのか。
「驚きなのは、緻密な分析と専門的なアプローチをしながら、みごとに感動的なことだ」(『ガーディアン』紙評)
巻末には愉しい付録が付く。2010年にともに生誕200年を迎えたショパンとシューマン、それぞれを祝うエッセイ。