この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- もどっておいで私の元気!
-
価格:1,602円(本体1,456円+税)
【1996年06月発売】
- ありがとう
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2016年10月発売】
- 明治大阪俳壇史
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2021年07月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,602円(本体1,456円+税)
【1996年06月発売】
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2016年10月発売】
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2021年07月発売】
[BOOKデータベースより]
1(麦をめぐる随想;シネマ・イン・USA;異国語の森 ほか)
[日販商品データベースより]2(針の瞑想;黄の曲線;冬のかたち ほか)
3(小河墓;虚誕妄説;さはやかな耳 ほか)
──きらきらと目にたちのぼる琥珀の香 虚空に問はむひとのことばは──
「北の海が荒れると地層が抉られて、一部が海岸に流れ着き、
その中から琥珀がみつかる。琥珀は比重が軽いので、潮の流れに乗ってバルト海を流され、
時にイギリスの海岸沿いで見つかることもあるという。そんな小さな、奇跡の石に対する憧れと
畏敬の念を籠めて、歌集題を『海の琥珀』とした。」(あとがきより)
《歌集より》
麦の伝播たどる頁にやはらかくみづほの国の秋の日は射す
Greenを緑さと訳し そののちの言葉かすかに紗を纏ひ初む
豆餅を食めるひととき口腔にほのほのと小さき観世音立つ
帽子掛けに帽子ひとつを掛けたればながく寂しき夕暮は来ぬ
凍てつく夜プロシアの沖に流れ着き琥珀はうすく潮の息吐く