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[BOOKデータベースより]
『日本書紀』には数多くの鳥が登場する。『万葉集』も同様だ。ところが登場する種とその頻度に注目すると、明らかに『日本書紀』と『万葉集』には違いがあるのだ。それは何故か?分布や形態・生態などの生物学的推論、記述のされ方の違いへの注目など、文字通り文理双方の視点からの考察で、古代人と鳥との関わりの有り様に迫り、政治史の中に現れる生き物の謎に迫る。
鶺鴒―伊奘諾尊・伊奘冉尊に性教育?
鶏―常世の長鳴き鳥は東南アジアから
翡翠(〓爲)―皇居の翡翠
鷦鷯―天皇の名前になった鳥
鵜―『日本書紀』に鵜飼の起源
千鳥―疑いをかけられた木花の開耶姫
八咫烏―八咫烏は群れだった?
鴫―しぎの罠にイノシシが掛かる
金鵄―金鵄は陰陽五行説から?
桃鳥・桃花鳥―桃花鳥はトキではない?〔ほか〕
『日本書紀』には数多くの鳥が登場する。『万葉集』も同様だ。ところが登場する種とその頻度に注目すると,明らかに『日本書紀』と『万葉集』には違いがあるのだ。それは何故か? 分布や形態・生態などの生物学的推論,記述のされ方の違いへの着目など,文字通り文理双方の視点からの考察で,古代人と鳥との関わりに迫り,政治史の中に現れる生き物の謎に迫る。フルカラー