- 「動物の権利」運動の正体
-
- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569846989
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[BOOKデータベースより]
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画『The Cove』(ザ・コーヴ)。本作が映し出したのは、小型漁船がイルカの群れを入り江に誘導して捕殺する「追い込み漁」だった。そして現在、新たな運動が日本と世界に広がりつつある。キーワードは「ビーガン(vegan:完全菜食)」と「動物の権利(アニマルライツ)」。2つの大きなトレンドが、2020年代に入り日本の反捕鯨、反イルカ漁キャンペーンに大きな影響を与えている。「水族館には行くな」「肉食は恥」「ビーガンになると、人間は優しくなれる」。ジャーナリストが見た衝撃の実態とは。
第1章 人間社会への挑戦(環境NGO「LIA」の2人組;「古式捕鯨発祥の地」に対する圧力 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 水族館にはもう行くな(「ばんえい競馬」反対キャンペーン;「動物福祉」の考え方 ほか)
第3章 広がる「動物の権利」運動とビーガニズム(ビーガン生活に移る女性たち;やんわりとした口調で反対を訴える ほか)
第4章 反捕鯨と反イルカ漁の争点(活動家たちの思想背景と行動原理;人間を特別な地位に引き上げてはならない ほか)
第5章 アメリカでの展開―動物を「解放クラブ」に入会させる(ジェイ・アラバスター(Jay Alabaster))(フリーダムではなくリバティー;権利と保護の享受という「会員特典」 ほか)
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作『The Cove』(ザ・コーヴ)。本作が映し出したのは、小型漁船がイルカの群れを入り江に誘導して捕殺する「追い込み漁」だった。そして現在、生き物をめぐる新たな運動が日本と世界に広がりつつある。
キーワードは「ビーガン(vegan:完全菜食)」と「動物の権利(アニマルライツ)」。「水族館には行くな」「肉食は恥」「ビーガンになると、人間は優しくなれる」。ビーガンはいまや、女性のあいだで隠れたブームの一つでもある。
さらに地球温暖化対策を訴えるスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリは、畜産動物の保護を求める理由に気候、生態系、健康の危機があるという。「もしも私たちが今のやり方で食物を作り続けたら、ほとんどの野生動物と植物の生息地も破壊し、無数の種を絶滅に追いやります」。現場の取材を通じ、アニマルライツ運動の本質に迫った本邦初の新書。