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- 東宝空想特撮映画 轟く
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1954ー1984
叢書・20世紀の芸術と文学
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784865980943
[BOOKデータベースより]
50作にわたる各作品の要旨、映画に生涯を捧げてきた作り手たちの仕事に懸ける情熱、その映像、ドラマに音楽を付してきた作曲家たちの取り組み等を精緻にふりかえり、戦後日本映画、大衆娯楽映画の一大ジャンルとなった東宝空想特撮映画の全貌を改めてここに明らかにする。
東宝空想特撮映画誕生前夜
東宝空想特撮映画の開幕期を飾る楽音 一九五四〜一九五六
空想特撮映画の可能性を拡げる轟音 一九五七、一九五八
時空を超越する映画群を装飾する音調 一九五九
色彩感豊かなSF映画に活力を注ぐ奏楽 一九六〇、一九六一
空想特撮映画の百花繚乱の姿を包む響動 一九六二、一九六三
奇想天外映画に華美な光彩を加える音場 一九六四、一九六五
多彩なファンタジー映画をきらめかせる声調 一九六六〜一九六九
伝統と新時代の到来の狭間にたたずむ吹鳴 一九七〇、一九七一
種々のジャンルの交錯を奏でる曲節 一九七三、一九七四
東宝空想特撮映画の変容と新天地を弾ずる管楽 一九八〇、一九八四
東宝空想特撮映画作品リスト一九五四〜一九八四
1954年に劇場公開された『透明人間』から、1984年の『さよならジュピター』に至るまでの30年の間に登場した東宝空想特撮映画50本を採り上げ、各作品の特徴や位置づけ、映画音楽についても言及し、東宝空想特撮映画の道程をたどる特撮映画評論の決定版!!
戦後日本映画、大衆娯楽映画の歴史の一部を担ってきた東宝空想特撮映画の作り手たちの仕事に懸ける情熱、その映画に音楽を付す作曲家たちの取り組みなど、東宝空想特撮映画を形成した作品群を顧みることで日本映画史を今一度ふりかえり、映画に生涯を捧げてきた人々の歩みを知ることにより、東宝空想特撮映画の変遷と、東宝の、ひいては日本映画界におけるこのジャンルの発展が浮かびあがる!!
円谷英二生誕120周年
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