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- 跨境 第13号 2021
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日本語文学研究
特集:アジアにおける日本大衆文学・文化のポピュラリティー
高麗大学校日本研究センター 笠間書院
東アジアと同時代日本語文学フォーラム 高麗大学校GLOBAL日本研究院- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2021年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784305403131
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[BOOKデータベースより]
エッセイ―跨境の言葉(趙芝薫生誕100周年記念 墓所訪問行事;過去の自分への手紙)
[日販商品データベースより]特集 アジアにおける日本大衆文学・文化のポピュラリティー(日本探偵小説と東南アジア;植民地朝鮮の大衆小説と「南洋」という幻想 ほか)
一般論文(芥川龍之介「死後」試論―夢中の“僕”をめぐって;安部公房の描いた満洲引揚男性と内地日本女性の戦後―二つの「壁」における「無意味さ」の意味 ほか)
研究資料(『日本哲学思想資料集』について;中国文化大革命期における日本映画シナリオの翻訳 ほか)
書評(『帝国風景の歴史性と内生性―国木田独歩文学研究』;オキナワをめぐる戦後と冷戦を問う―孫知延著『戦後オキナワ文学を思惟する方法 ジェンダ、エスニック、そしてナショナルアイデンティティ』(召命出版、2020年))
韓国、中国、台湾、日本の近代日本語文学の研究者が発行する国際学術誌。
第13号の特集は、アジアにおける日本大衆文学・文化のポピュラリティー
雑誌のタイトルとなった『跨境(こきょう)』は境界をまたぐという意味です。たんに越すということではなく、跨いでつなぐ。それぞれの局地性や立場を無視することなく、そこに一方の足場を置きながら、さまざまな〈境〉の向こうに他方の足を伸ばすことを目指しています。
【跨ぐことは、時に越えることよりも難しいかもしれない。だがいまこそ、その試みが必要だ。分断を一気に解消する方策など、ありはしない。すべての多様な 人々を包括するような場も、できようはずがない。しかしそれでもなお粘り強く、境を跨ぎ、つなぎ続けることが重要だと私たちは信じる。『跨境/日本語文学 研究』が、異なる立場、異なる考えをもつ者たちの、邂逅と対話の場となることを願っている。】...創刊の辞より