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[BOOKデータベースより]
いま、詩はどのように環境との対話を広げているか?世界の感覚を呼び覚ます「アンビエンス」とは何か。現代アメリカを代表する女性詩人ブレンダ・ヒルマン、アン・ウォルドマン、ルイーズ・グリュックらに顕れる「人間以上の感覚」、和合亮一の震災以後の詩、高良留美子の詩と思想を環境詩学から捉え直す。日米8人の詩人の分析を通して「人新世」の議論へ架橋する、環太平洋的環境詩学論!
序章 人新世の環境詩学
[日販商品データベースより]第1章 ブレンダ・ヒルマン―環境詩学を牽引して
第2章 和合亮一―放射能汚染とエコロジカル・アポカリプス
第3章 高良留美子―人新世に伴う諸問題の解決に向けて
第4章 アン・ウォルドマン―フェミニズム、エコフェミニズム、動物の肉声化
第5章 ジェーン・ハーシュフィールド―詩の窓、環境的悲哀、焦眉の急
第6章 C.D.ライト―言語詩、アンビエンス
第7章 ルイーズ・グリュック―語りと他者性
第8章 ジョアン・カイガー―バイオリージョナリストとしての場所の詩学
新たな知覚的探求のために
「アンビエンス」の感覚を汲みだしながら「名前を呼ぶ」ことが詩の使命なのではないだろうか。 (「終わりに」)
世界の感覚を呼び覚ます「アンビエンス」とは何か。現代アメリカを代表する女性詩人ブレンダ・ヒルマン、アン・ウォルドマン、ルイーズ・グリュックらに顕れる「人間以上の感覚」、和合亮一の震災以後の詩、高良留美子の詩と思想を環境詩学から捉え直す。日米8人の詩人の分析を通して「人新世」の議論へ架橋する、環太平洋的環境詩学論!装画=赤松怜