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[BOOKデータベースより]
路上に「居る」障害者たちの生活世界を描く。福祉制度が実動しないタンザニアで、「ふつう」に働けない障害者たちは、いかに生計を立ててきたのか。植民地期から現在までの彼らの姿を追う。障害学、都市下層研究、地域研究の枠組を越えたフィールドワークの精華。
「当たり前」に目を向ける―現代アフリカ都市における不揃いな身体
[日販商品データベースより]第1部 植民地主義と「障害者」の構築(「障害者」と近代、世界;イギリス領タンガニーカ行政にとっての「障害」概念;「肢体障害者」と「アルビノ」の出現)
第2部 都市的生活―移住し、稼ぎ、人と繋がる(ダルエスサラームでの対人調査概要;都市移住、家族関係、ケアへのアクセス;親族に頼らない、頼れない移住;物乞いに支えられる家計と従事者の葛藤;他人を身内に―持続的関係を創る相互行為としての物乞い)
「彼ら」と「私たち」の境界はどこにあるか
福祉制度が実動しないタンザニアで、「ふつう」に働けない障害者たちは、いかに生計を立ててきたのか。
植民地期から現在までの彼らの姿を追う。
障害学、都市下層研究、社会福祉、地域研究の枠組を越えて路上に「居る」障害者たちの生活世界を描く、フィールドワークの精華。
(本文より)
路上のそこここに「居る」人たち。やってくる人々に手を突き出し声をかける者もあれば、ただ佇んでこちらに目をやる者、笑顔で挨拶をしてくる者。手足が欠けていたり、
年老いていたり、ぐったりした様子の子どもを抱えていたり。…彼らは…一体どうやって生活しているのか。
本書でみてきた事例とは、身体上に「欠損」…をもちそこから完全に自由ではないものの、それに完全に生を縛り付けられるわけではない人々の姿であった。…それは…生きたいように生きようとすることが許される世界の、不確実性と可能性に満ちた様子ともいえる。