この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 妙好人が生きる
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2022年07月発売】
- 神々の棲む知床と共に生きる
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2015年07月発売】
- 日本の暮らしと信仰365日
-
価格:2,838円(本体2,580円+税)
【2022年03月発売】
- 中国の神話伝説 下
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【1993年04月発売】
[BOOKデータベースより]
感情と人類学
[日販商品データベースより]第1部 バナバ人の数奇な歴史経験(燐鉱石採掘への抵抗と敗北―近代世界による包摂とバナバ人の認識論;脱植民地化過程におけるバナバ人の生成―太平洋戦争・強制移住・法廷闘争)
第2部 集合的感情と歴史記憶(怒りの集合的表出―強制移住の歴史記憶とエスニシティ;歴史歌劇と共感の効力―自己と他者の接合/分断;二つの故郷の同一化―集合的記憶の操作による先住性の領有)
第3部 ランビ島における日常生活と都市への再移住(キリスト教の集会活動と「ランビ島民化」;都市居住バナバ人の自己認識―認知論的視点からみたエスニシティ;都市の知識人による「純粋なバナバ人」の抽象的構築)
歴史記憶の持続と怒りの衰微
赤道直下のサンゴ島バナバからフィジーへ移住したバナバ人がたどった大旱魃、英国植民地化、日本軍による占領、強制移住という数奇な運命をめぐり、歴史経験に関わる集合的記憶の怒りの感情を鍵として、世代を超えた歴史記憶の継承と忘却について考察する。