- 宗教芸能としての能楽
-
アジア遊学 265
勉誠社
高橋悠介
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784585325116

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[BOOKデータベースより]
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。
1 能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間(除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣;春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって ほか)
[日販商品データベースより]2 能作品と仏教説話/唱導/要句(韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に;能“安字”の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 ほか)
3 能楽論・能作品と教説の間(世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの;能“芭蕉”の構想と草木成仏説 ほか)
4 謡曲注釈学の黎明期(吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道)
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。
能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。
中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。
能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。