[BOOKデータベースより]
この子にはだれもかなわない!ちからもちの女の子が主人公!すもうとりをたったの3さいでおいはらい、やがて猟師になるとばけものをあいてに大活躍。高知で愛されてきた昔話が絵本になりました。四歳から。
[日販商品データベースより]おかねは、小さな女の子。そして、とってもちからもちです。
大きな相撲取りをたったの3歳で追いはらい、大きくなると殿さまにも認められるほどになりました。やがて、腕利きの猟師になると、天狗や化け物を相手に大活躍!
高知で愛されてきた、力持ちの女の子の昔話が絵本になりました。
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とんとんむかし。
おかねという おんなのこが、
とさのいわいという やまのなかで くらしていました。
おかねは、たいへんな ちからもちでした。
あるひのこと、おおきなすもうとりが
おかねのいえに、ちからくらべに やってきました。
(本文より)
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昔話の主人公は男の子ばかり?
そんなことありません!
世界と日本で語りつがれてきた
女の子と、大きくなった女の子たちの昔話を
絵本にして、おくります。
いろいろな女の子が主人公の絵本シリーズです。
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年05月発売】
「女の子の昔話えほん」シリーズは、女の子が主人公の昔話を集めたものです。このシリーズの主人公たちは、自分で道を開き、強く生きていく姿が印象的。本作は、高知で語り継がれ、子どもたちに大人気の力持ちの女の子・おかねのおはなしです。おかねは力持ち。たった3歳で相撲取りも持てない臼を運び、娘時代には米俵を積んだ牛を担ぎ上げ、殿様を驚かせ、「天下御免」と言わせます。さらには、鉄砲の腕前は天狗も逃げるほどの腕利きの猟師となり、化け物退治をやってのけるのですから爽快!天狗や化け物との対峙はドキドキハラハラ、おかねの聡明な鉄砲の腕前にホレボレ。化け物の正体も迫力の絵で、そのイメージがしっかりと伝わってきます。昔話だからこそ、民俗学を学んだ中脇初枝さんによる丁寧な再話が魅力的。声に出して、最後の「むかしまっこう さるまっこう」という結句など、語りの醍醐味も味わってくださいね。
(子どもの本コーディネーター 中村康子)
女の子の昔話えほんの1冊です。
あまり知られていない昔話として、取り上げられたおかねのオリジナリティに圧倒されました。
力持ちで、腕のいい猟師のおかねは、力比べでも、猟の腕前でも大活躍です。
武勇伝は他にも逸話がありそうなので、掘り起こしてみたい作品です。
結婚して、子を授かったおかねですが、おかねの子どもならば、きっと母親以上の活躍をするのではないかと、そんな想像も楽しめました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】