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[BOOKデータベースより]
第1部 権威と権力(アンジュー帝国は存在したのか?;王の意思を通訳する:11・12世紀イングランドにおける多言語の使用と通訳者たちの役割 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 社会とアソシエーション(アングロ=サクソン後期イングランドにおける州共同体とビガ家、そしてケントの土地保有者にして製鉄業者としてのビガ;カンタベリー大司教に奉仕する騎士たちのリスト再考 ほか)
第3部 交通と貨幣(イングランド人によるギニア航海と船上遺言書1553〜1565年;製塩からはじまる地域環境史―13〜17世紀の日本海沿岸地域 ほか)
第4部 記憶と史料(忘れられた墓の記憶―ロンドン・グレイフライアーズに墓所を定めること;中世の世界を地図化する ほか)
歴史学者の鶴島博和は言う。〈歴史的世界は「漆黒の無限の闇のなかで,運動する無定形の実体」だ。
それに向かって行く,アプローチして行くのが「歴史学」だ。「史料」という灯りをかざすと「ぼんやりと浮かび上がってくる蠢く」もの。さまざまな「理念型」の束を用いて,無定形なものから,それぞれが対象とする時代と地域を再構成する試み。それが歴史学だ。〉
本書は歴史研究者23名(日本14名,英米9名)が鶴島と共権力」「社会とアソシエーション」「交通と貨幣」「記憶と史料」の四理念型を設定,多様な国や地域・時代の論文をこの四つの理念型に分類して,歴史的世界を照らし出した「世界初の共著」です。
論文は各研究者母国の日本語と英語。論文頭に対応言語の要約を載せました。