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- ことばの向こうに旅をして
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784863113213
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[BOOKデータベースより]
「異国で、言葉の通じない人と、それでもわかり合おうとした経験をつづるエッセイ集」でもなんか、引っかかる。本当に「言葉の通じる」ことなんて、あるんだろうか?自分自身すら、自分の気持ちを、言葉にしきれてなんかいないんじゃないだろうか?「わからない」ことを大前提に、「わかりたい」と思う。それが多分、愛、って呼ばれるあれなんじゃないだろうか?
1 ありがとう(カムウンのスープ―台北、板橋、ベトナム語;ヘルシンキに来るつもりはなかった―フィンランド、路面電車、ピーラッカ;ベッドアンドバッドガールズ―カリフォルニア、難民、トルコ語 ほか)
[日販商品データベースより]2 あいしてる(アムール・ノアール―パリ、金子光晴、エシャンジュ;ソドムの交わる十字路で―パンクロック、エディンバラ、ロンドン;合法の銃、適法のキス―カリフォルニア、グランマ、レズビアンバー ほか)
3 つながりたい(女性マッサージ師にしてくださいとお願い申し上げたはずだが?―バンコク、LGBT、マッサージ;バブリー・ピートの手作り新聞―南の島、ニンジャルック、レインボー;裸の彼の草のかんむり―サイパン、チャモロ料理、API ほか)
言葉のその先にいる「人」がわかりたくて、カタコトの旅に出た。台湾で筆談した屋台のおかみさん、国を追われカリフォルニアで違法民泊するガール、バンコクで出会ったブチ上げガン盛りマッサージ師、治安の悪い歓楽街に降臨した、スキンヘッドにスリップドレスのバブリーなジャーナリスト――わかりあえるはずなんかない、でもやっぱり「わかりあいたい」。フランスでの国際同性結婚や、アメリカでのLGBTs取材などを経て、愛と性、言語や異文化交流のことについて書き続けてきた文筆家の牧村朝子がおくる、言葉、国境、文化、ジェンダー、イデオロギー、あらゆるものを飛び越えていく言語系旅エッセイ。