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[BOOKデータベースより]
われわれを取り巻くさまざまな「リスク」。それらの「リスク」を平常時に把握し、対策を検討し、より多くの市民に周知し、議論を重ね、合意を築き上げる。この循環を円滑に回すことができるようになると、「リスク」が発生した際の大混乱を回避できる可能性が高くなる。そしてそれはよりよい社会の構築への一歩となる。混迷を深めつつある世界を生き抜くために“武器”となり得る「リスクコミュニケーション」について深く知る一冊!
第1章 「リスクコミュニケーション」とは何か
[日販商品データベースより]第2章 人々の意識を変え、行動につなげるには
第3章 社会教育としてのリスクコミュニケーション
第4章 フェイクニュースがもたらすポスト・トゥルースの分断社会
第5章 危機におけるインフォデミック
第6章 陰謀論と民主主義の危機
第7章 民主主義とリスクコミュニケーション
《目次》
はじめに
第1章「リスクコミュニケーション」とは何か
第2章 人々の意識を変え、行動につなげるには
第3章 社会教育としてのリスクコミュニケーション
第4章 フェイクニュースがもたらすポスト・トゥルースの分断社会
第5章 危機におけるインフォデミック
第6章 陰謀論と民主主義の危機
第7章 民主主義とリスクコミュニケーション
新型コロナウイルス感染症から見えてきたこと 岡部信彦×福田 充
レジリエンスの強化につながる災害対策を 廣井 悠×福田 充
ネットやSNSは私たちを幸せにするか 津田大介×福田 充
おわりに
《概要》
いま、われわれはかつてないほど様々な「リスク」の脅威に直面している。
2000年代以降をみても、2011年の東日本大震災と福島原発事故、頻発する自然災害、そして2020年に感染拡大した新型コロナウイルス……など、危機は毎年のように突然襲い掛かってくる。さらにSNSを起因とする社会の分断が生じ、リスクの様相が変わりつつあり、2021年1月には米国連邦議会議事堂の襲撃事件のような痛ましい事象も起きた。今後も想定外のリスクが突発的に起きることは十分にあり、それらのリスクがどのようなものなのか、そしてどのくらいのダメージを与えるのかは完全に予測できない。しかし、国や自治体、そして市民がそれぞれの立場で、そして相手を尊重し、リスクについて語り合い、対策を検討するという「リスクコミュニケーション」をうまく循環させていくことで、リスクを事前に摘み取り、ダメージを限りなく小さく抑えることは可能であるのだ。
本書はリスクコミュニケーション研究において第一線で活躍する著者が複雑化する世界を生き抜くために?武器“となり得る「リスクコミュニケーション」をわかりやすく解説。
併せて岡部信彦氏、廣井悠氏、津田大介氏を迎え、感染症、災害、メディアという3分野におけるリスクコミュニケーションについての対談も収録。