- ヘルマン・ヘッセの精神史
-
創作と癒し
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2021年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784860696726
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[BOOKデータベースより]
ノーベル文学賞受賞者であり、20世紀を代表する偉大な作家ヘルマン・ヘッセ。ヘッセ文学は終始ひとの心の内面に向かう探求であり、その統一的帰結が終生のテーマであった。しかしヘッセを取り巻く世界情勢は、彼の願望をそのまま許そうとはしなかった。家庭の周辺においても温床は存在しなかった。その戦いは、ヘッセの心性に強い影響をもたらし、極度の精神不安を抱くようになる。本書では、ヘルマン・ヘッセの自己治癒への道程をまとめながら、創造と精神分析、さらに筆者が追究する癒しという視点で作品分析を試みている。
序章
[日販商品データベースより]第1章 自我同一性という相克
第2章 ヘッセ、精神分析を受ける
第3章 精神分析(1917・1918)夢日記
第4章 創作デミアンと精神分析
第5章 『シッダールタ』Siddhartha
第6章 『荒野の狼』不滅の人へ
第7章 『ガラス玉遊戯Das Glasperlenspiel』に込められたもの―統一と自己治癒
終章 各章のまとめとヘッセ最後の告白
ノーベル文学賞受賞者であり、20 世紀を代表する偉大な作家ヘルマン・ヘッセ。
ヘッセ文学は終始ひとの心の内面に向かう探求であり、その統一的帰結が終生のテーマであった。
しかしヘッセを取り巻く世界情勢は、彼の願望をそのまま許そうとはしなかった。
家庭の周辺においても温床は存在しなかった。
その戦いは、ヘッセの心性に強い影響をもたらし、極度の精神不安を抱くようになる。
本書では、ヘルマン・ヘッセの自己治癒への道程をまとめながら、創造と精神分析、さらに筆者が追究する癒しという視点で作品分析を試みている。