[BOOKデータベースより]
貴族の陰湿な望みをかなえるために暗躍する法師陰陽師。呪詛と呪術に生きた彼らとはどのような人々だったのか。呪いあう貴族の怨念を読み解き、平安京の裏の姿を明らかにする。新たに「呪禁師」に関する補論を収載。
序章 呪詛を語るもの
第1章 呪詛と陰陽師(御堂関白藤原道長と呪詛;政争の中の呪詛;病気・もののけ・呪詛)
第2章 平安貴族の呪術世界(苦しむ悪霊;呪文を唱える平安貴族;王朝物語の中の“見えない暴力”)
終章 蘆屋道満の実像
貴族たちが抱く陰湿な望みをかなえるために、都に暗躍する法師陰陽師。呪いとまじないに生きた彼らは、どのような人々だったのか。華やかな王朝時代の周縁を暗く彩る、呪いあう平安貴族たち。そのねたみ、おそれ、あこがれを歴史の闇から読み解き、知られることのなかった平安京の裏の姿を明らかにする。新たに「呪禁師」に関する補論を収載する。
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