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[BOOKデータベースより]
「この子たちのためだったら何だってやる、全てを注ぐ」東日本大震災による想像を絶する津波被害、そしてコロナ禍…、中学校校長として、ふたつの空前の事態に直面した著者による「学校教育」の真価をかけた前例なき挑戦!
序章 「この子たちを置いていけない」
[日販商品データベースより]第1章 いよいよ開校
第2章 10年前のあの日へ
第3章 「雄勝復興輪太鼓」物語
第4章 「錦中スタイル」の創造に向けて
第5章 コロナ禍が学校に
第6章 ステージ3 錦中スタイルの創造3
終章 校長の卒業式
「教師はどこまで生徒に寄り添えるのか」
著者は、初めて校長を務めた石巻市立雄勝中学校で、2011年3月、東日本大震災そして、津波にみまわれる。地域は壊滅し、学校も廃墟と化す。彼は「多くを失った生徒たちを笑顔にしたい」その一心で奔走する。生徒たちの、廃タイヤにビニールテープを巻いた「復興輪太鼓」による演奏は、東京駅公演、さらにはドイツ公演にまでつながっていく。その後、2019年4月、仙台市で18年ぶりの新設校となる錦ケ丘中学校初代校長として着任。コロナ禍の中、より豊かな学びを求めて新たな学校創りに挑んだ。
とてつもない逆境で、ひたすら子どもたちのために、学校教育の可能性に挑んだ校長の物語である。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス