- 砂漠と草原の遺宝
-
中央アジアの文化と歴史
講談社学術文庫 2695
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2021年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065264423
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- スキタイと匈奴遊牧の文明
-
価格:1,408円(本体1,280円+税)
【2017年01月発売】
- 遊牧国家の誕生
-
価格:802円(本体729円+税)
【2009年02月発売】
- 西アジアの歴史
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2024年03月発売】
- イスラーム書物の歴史
-
価格:6,050円(本体5,500円+税)
【2014年06月発売】
- 唐代前期北衙禁軍研究
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2020年12月発売】
[BOOKデータベースより]
豊富な地下資源と経済発展で、近年注目される旧ソ連領中央アジアの歴史。牧畜から遊牧への移行、アレクサンドロスと張騫がもたらしたもの、仏教・ゾロアスター教・イスラム教の伝来、チンギス・カンによる都市破壊…。新石器時代の原始農耕から一五世紀のティムール帝国・サマルカンドの繁栄まで、遺跡と遺物を手掛かりに復元する。
失われた文化を求めて
[日販商品データベースより]農耕と牧畜のはじまり
パルティア皇帝の宮殿
西域の国々
草原の民、高原の民
城塞と都市
オアシスの夕映え
カザフ・ウズベク・タジク・キルギス・トルクメンの、いわゆるファイブスタン=中央アジアは、中国・ロシア・アフガン・イランに囲まれた地政学的な重要性にくわえて、豊富な地下資源と近年の経済発展で、ますます注目度を増している。長く「東西文明の十字路」として興亡を繰り返し、さまざまな民族が行き交った旧ソ連領中央アジアの複雑な歴史を手軽に知る入門書。
紀元前5千年紀、農耕文化はどのように始まり、牧畜はいつ、遊牧に移行したか。アレクサンドロスの東征や、張騫の西使は何をもたらしたか。仏教やゾロアスター教の文化・芸術を、イスラム教はどう変容させたか。チンギス・カンの軍隊が破壊した都市はいかに再生したか――。新石器時代の原始農耕から、サマルカンドを中心に栄えた15世紀のティムール帝国まで。スキタイ・エフタル・匈奴・烏孫・突厥・ソグド・モンゴルなど、砂漠と草原を往来した遊牧民の世界を、遺跡と遺物を手掛かりに説き明かす。
巻末解説を、『スキタイと匈奴 遊牧の文明』の著者・林俊雄氏(創価大学名誉教授)が執筆。〔原本:角川書店、1963年刊〕