- 大手拓次の方へ
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784812026489
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[BOOKデータベースより]
白秋門下の三羽烏と謳われた大手拓次。しかし一般的にその詩の評価は「グロテスクな空想によって、大胆に性欲を描く」という偏ったものであった。愛敬浩一は独自の視点でそれを覆す。本書はただの「感想」「雑文」に止まらない。これまでの研究書に拘らない新鮮で画期的な「大手拓次入門書」なのである。四十六歳で亡くなるまでずっと「詩が本当に必要だった」大手拓次の、新たなる肖像がここに出現した。
プロローグ―詩「蛙の夜」を読む
大手拓次には詩が必要なんだ―吉増剛造・関口彰
大手拓次について、もっと突っ込んで勉強してみよう―サルトルのボードレール論
大手拓次の詩について考えるため、彼の日記を読む―詩日記
大手拓次をどう読むか―詩「藍色の蟇」・「慰安」・「陶器の鴉」
篠田一士は大手拓次をどう読んだのか―詩「美の遊行者」・「雪をのむ馬」
伊藤信吉は大手拓次をどう読んだのか―詩「白い狼」・「躁忙」
詩「銀の足鐶」を読む
感覚によるいたんだテクストの解読―詩「香料の墓場」・「香料の顔寄せ」
幻の同人誌「あをちどり」―詩「暁の香料」その他〔ほか〕