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- 雪ダルマサンタクロースをさがして
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A La Recherche du Pere Noel
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784910154268
[BOOKデータベースより]
どうしてもサンタクロースに会いたくて、雪ダルマは旅に出ました。子どもならだれでももつ夢、でもそこにまっていたのは…。雪ダルマは迷うたび、動物たちに道をたずねました。カラスに、オオジカに、ウサギに、オオカミに、クマに、みんなに、教えてあげるからとお代をせがまれ、とうとう鼻のニンジンまでさしだすはめに。やっとサンタクロースに会えたときには、なにもあげるものがない。でも、サンタクロースの思いがけないことばに雪ダルマが返したのは…。なんにでも「お代」をもとめる時代がなくしたものを見つけるものがたり。人と手をたずさえることの厳しさと、難しさ、そして喜びと心の機微を伝える、フランスの絵本作家、ティエリー・デデューが贈るクリスマス三部作、その完訳。
[日販商品データベースより]どうしてもサンタクロースに会いたくて、雪ダルマは旅に出ました。
でも、たいへんな苦労が……。
雪ダルマは、野をわたり、山をこえ、川の流れをたどりました。あるき、つまずき、すべり……。やれやれ、すっかり道に迷って。
カラスに、オオジカに、キツネに、ウサギに、オオカミに、クマに、道をききながら歩みます。でも、そのたびに持っているものをせがまれて、雪ダルマは鼻のニンジンまでさしだしてしまいました。
それでも、ついにたどりつき、手ぶらの雪ダルマは、サンタクロースにあやまります。すると、サンタはこう言います、「ぼくは贈り物をするけれど、お返しになにかほしいわけじゃないんだよ」。
人と手をたずさえることの厳しさと、難しさ、そして喜びを伝える、フランスの絵本作家ティエリー・デデューの世界。『雪ダルマはいきている』(ぷねうま舎、2021年1月刊)、『オオカミのクリスマス』(ぷねうま舎、2021 年11月同時刊行)に続く、クリスマス絵本第3弾。
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雪ダルマはどうしてサンタクロースに会いに行ったのでしょう。
しかもプレゼントを持って。
この疑問が次第に膨らんできました。
雪ダルマはサンタクロースに会うために、次々と自分の大切な持ち物を失っていきます。
しかも、命の危険まで冒す窮地にも立たされます。
やっとサンタクロースにあえたとき、雪ダルマはすっかり様変わりしていました。
それでも、プレゼントをもらって、精一杯の笑顔で応える雪ダルマに、感じたのは痛々しさでした。
崇拝にも近い雪ダルマの思いを、素直には受けとめることができませんでした。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】