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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年04月発売】
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【2023年04月発売】
[BOOKデータベースより]
この地球上に生きて存在していることの意味、自然環境と社会環境の只中に内在していることの意味、あるいは、人と自然が互いに存在を認め合う関係が指し示す意味、歴史知のオントロギーを問う。
先史社会を現代人はどう見たか―トインビー・ヤスパース・フレイザー
[日販商品データベースより]先史文化を現代人はどう見たか―デュルケム・マリノフスキー・ラドクリフ=ブラウン
リグ・ヴェーダの歴史知的討究―プレ・インダスの提唱
身体内共生儀礼としての食人習俗
カラル遺跡(ペルー)十字形像の先史性
シンボルによる価値転倒―十字形像を事例に
キリスト教神話のドラマトゥルギー―グノーシス的解釈とフェティシズム的解釈
“父が子を生む(マタイ福音書)”表現の歴史知的考察
ゲシュレヒターポリス(氏族遺制都市)とアヴンクラート(母方オジ権)
汎神論と物神論―ブルーノ・スピノザ・フォイエルバッハ
感性文化と美の文化―バウムガルテン・ヘーゲル・フレイザー
未然形の純粋経験と連用形の歴史知―西田幾多郎小論
先史と文明を仲介する前方後円墳の儀礼文化
母系制と姫彦制の関係―高群逸枝『母系制の研究』を鑑みて
安藤昌益の自然観と社会観―災害と飢饉の江戸中後期を現在として生きつつ
陶淵明の「心在」は「死してなお自然とともにある」を意味する
思想としての二・二六昭和維新―三島由紀夫『憂国』をまじえて
〓この地球上に生きて存在していることの意味、自然環境と社会環境の只中に内在していることの意味、あるいは、人と自然が互いに存在を認め合う関係が指し示す意味、歴史知のオントロギーを問う。
自然と人間、世界と地域、過去と現在、それらは相互に連環し、諸学は相互に連環している。それは歴史知を形成する。それは身体知を形成する。前近代に起因する知(経験知・感性知)と現代に特徴的な知(科学知・理性知)を時間軸上で連合する知を探究する。感性知と理性知を両極にして相互に往復運動をする、両者あいまって成立する知的パラダイムである。これこそが人類史の二一世紀的未来を切り拓く知、〔歴史知〕なのだ。(はしがきより)