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- 京都夢幻奇譚
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2021年10月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784344933934
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[BOOKデータベースより]
「どうしゃはったんです?」振り向くと、いるはずもない女性が白っぽい浴衣を着てニコニコと笑っていた。京都生まれの元中学校教師が綴る京都摩訶不思議エッセイ集。
1 夢かうつつか(上賀茂神社の三流さん;あなたのうしろの世界 ほか)
[日販商品データベースより]2 旅(木曽路を歩く;醒ヶ井あたりを歩く ほか)
3 春夏秋冬(春夏秋冬;においの記憶 ほか)
4 思ひ出(京都の秋―時代祭;ビートルズの思い出 ほか)
5 徒然なるまま(不老不死はいかがですか;ゆとりってなんだろう ほか)
京都在住の著者が紹介する、ちょっと怪しい京の旅エッセイ集
京都には現世と冥界の境界線があると言われており、
いまもなお霊魂や死後の世界が身近に感じられる。
このエッセイ集は京都在住の著者が、日々の暮らしの中で訪ね歩いた京都および
京都近郊の不思議なスポットで体験したおはなしから始まる。
上賀茂神社、伏見稲荷神社、河内の風穴、一条通りなど
京都在住の人にはあたりまえの場所でも、
訪れる観光客などにとってはその怪しさと怖いもの見たさにドキドキする場所であり、
これらのエッセイを読むとすぐにその世界に引き込まれる。
そのほか、著者がバイクで走った桜吹雪の中の宇治川ライン、紅葉直前の周山街道、
湯屋温泉、田沢温泉、乗鞍、岡山などの光景、自身の幼少時代、学生時代、
中学教諭になってからの体験談までがふんだんに盛り込まれている。
一、夢かうつつか
二、旅
三、春夏秋冬
四、思ひ出
五、徒然なるまま