- 多様性が日本を変える
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784344934375
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[BOOKデータベースより]
グローバル社会で活躍するために必要な「真の多様性」とは?生まれはブラジル。小中高は帰国子女。シカゴ大学に留学。妻はアフロアメリカン―。数学者から国際ビジネスの世界に身を転じ、香港を拠点にグループ100社を率いる著者が語る体験的ダイバーシティ論。
第1章 なぜ世界で日本人は活躍できないのか
[日販商品データベースより]第2章 社会構造、偏見、教育制度…グローバル化を阻む日本特有の問題点
第3章 欧米諸国から学ぶ、日本に必要な「真の多様性」
第4章 世界のトップ企業が行う「ダイバーシティ経営」多様な人材を集めれば、個人・組織が成長できる
第5章 日本を愛せば多様性への理解はさらに深まる―グローバル社会で“日本人の強み”を活かせ
第6章 「真の多様性」を受け入れて、世界をリードする国となれ
特別対談1 坂東眞理子×鈴木雄二 危機のなかにある日本―居心地の良さを脱することから
特別対談2 広中平祐×鈴木雄二 間違えない人間はいない。その経験が人を新たなスタート台に立たせる
世界で存在感を示せなくなった日本にとって
再び国際社会で活躍するために必要な「真の多様性」とは?
日本で行われている建前ばかりの男女雇用機会均等やダイバーシティ経営は、
むしろ「やったつもり」になることで現実を見る目を曇らせてしまいます。
文化や歴史、習慣など世界との違いを学び、
受け入れるところから本当の多様性が身につきます。
そうすることで、「失われた30年」を脱し、
日本人がグローバル社会で活躍できるようになるのです。
かつて世界第1位の国際競争力を誇っていた日本は、バブル経済崩壊後、
低下の一途をたどり、革新的なものを生み出すこともほとんどできていません。
この30年で、パソコンとインターネットが結びつき、
巨大なコミュニケーション環境下で新たな価値観、文化が醸成されました。
しかし、日本は多様性や型破りを認めようとしない社会です。
「男女平等」「女性活躍推進」「ダイバーシティ経営」などが盛んに口にされていますが、
日本のジェンダー・ギャップ指数はランクを下げ、最新の調査で156カ国中120位でした。
この調子では、イノベーションは生まれません。
本書では、ブラジルで生まれ、アメリカの大学で数学を学び、
アフロアメリカンの女性と国際結婚、また重量物ダンボールの会社を世界各国で
大きく発展させてきた著者が、
教育、ビジネスにおいて現在の日本の問題点をあぶり出し、
今後、日本人が国際社会でどう活躍していくべきかを提案します。