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[BOOKデータベースより]
第1部 ソーシャルワークとしてのケアマネジメント(日本のケアマネジメントの現状と問題;ソーシャルワークにおけるケアマネジメントの固有性;ソーシャルワーク・レパートリーとしてのケアマネジメントの実態)
[日販商品データベースより]第2部 地域包括ケアシステムにみるケアマネジメントの役割(地域包括ケアシステムにおけるケアマネジメントの役割と課題;地域包括ケアシステムにおける多職種連携の促進;地域包括ケアシステムの構築に向けた課題)
第3部 日本のソーシャルワークにおけるケアマネジメントの意義と展望(ソーシャルワークにおけるケアマネジメントの役割;ケアマネジメント実践の確立に向けた課題;日本のケアマネジメントへの期待;ソーシャルワーク実践における支援ツールの活用)
本書は著者が約10年に及ぶケアマネジメント研究をまとめた集大成である。
ケアマネジメントはアメリカやイギリスで登場・発展し、日本には1980年代中頃にその概念が導入されてきた。ケアマネジメントの概念には、利用者のニーズとサービスや社会資源を結びつける方法というミクロ・レベルの側面と利用可能な社会資源や予算を効率的かつ効果的に管理して配分・提供する方法というマクロ・レベルの側面がある。この2つの側面は、これまでの日本の研究では別々のものと理解されており、両側面を包括・統合した概念はほとんど検討されてこなかった。
一方、地域包括ケアシステムの構築や地域共生社会の実現という今日的な社会福祉の課題に現場が直面したことで、ケアマネジメントの幅広い機能、さらにはソーシャルワークが果たす役割にはますます期待が高まっている。そのような期待に応えるべく本書では、ケアマネジメントをソーシャルワーク実践としてこれまで以上に有効に機能させる上で必要となる概念の理解や実践の効果等を、理論的に検討するだけでなく、実証的に分析した。それは、あらゆる地域や圏域、実践現場において活用や応用が可能なエビデンス(実践の方向性や内容を検討・選択する際に手がかりとなる知見や情報)の提示をめざしたものである。