[日販商品データベースより]
ボクは ぬいぐるみの「ぷく」。
ずっと いっしょだったモモちゃんが
おとなになって とおくに行ってしまってから
ながいあいだ ひとりぼっちだったけど
ある日 へやのカーテンがあけられ
あたたかい手が ボクをとりあげてくれて―――
ぬいぐるみを愛する すべてのひとに贈る
やさしさあふれる おはなしです。
クマのぬいぐるみ「ぷく」のモデルは
hippie cocoさん作のテディベアです。
2021年9月刊
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持ち主のモモちゃんが遠くへ行ってしまってから、長い間ひとりぼっちだったくまのぬいぐるみ「ぷく」。ある日、大人になって故郷に戻ってきたモモちゃんが、ぷくを段ボールの中から取り上げてくれました。老夫婦が営む「おもちゃびょういん」で修繕されることになったのです。老夫婦にていねいに扱われながら、ぷくはモモちゃんとの思い出を語り出します。このおはなしの作者は、北海道釧路を拠点に、アートディレクターとして長年活動してきた木島誠悟さん。釧路市動物園にキリンを贈る運動をする市民団体の活動を描いた『キリンがくる日』や、釧路市動物園の人気者のシロクマ「ミルク」をモデルにした『シロクマゆうびんきょく』など、これまで、動物をテーマにした絵本を数多く描いてきました。今回はこわれかけたぬいぐるみが主人公という、新境地ともいえる作品です。母娘二代にわたって愛されることとなるぷく。ぬいぐるみへの愛情とともに、ぷくを取り巻く人たちの成長までも感じられ、温かな気持ちになります。小さな子だけでなく、かつてぬいぐるみが大好きだった大人の方にも、ぜひ読んでいただきたいおはなしです。大切な宝物やあの頃の気持ちを思い出させてくれるかもしれません。
(絵本ナビライター 出合聡美)
【情報提供・絵本ナビ】