[BOOKデータベースより]
有数の馬の産地で、東方諸国との通交の要地として古代王権から重視されていた信濃。牧の運営を担い、中央にも出仕した金刺舎人氏などの有力豪族の動向を分析。また諏訪信仰の対象が、自然神の祭祀からやがて国譲り神話に登場する建御名方神へと変化する社会的背景を探る。地域社会に根ざす氏族と信仰を切り口に新たな古代信濃史像を提示する。
古代信濃研究の視角と本書の課題
第1部 古代信濃の氏族(信濃の渡来氏族;科野国造の成立と展開―諏訪国造と関連して;信濃国の牧とその運営氏族;信濃国の阿曇氏)
第2部 古代信濃の信仰―諏訪を中心として(建御名方神の創作と太(多)氏;国譲り神話と天武・持統朝―信濃造都計画と建御名方神;古代の諏訪における信仰;古代地域社会における信仰と律令祭祀;古代諏訪信仰の始まりとその変質)
古代信濃の氏族・信仰と地域社会
有数の馬の産地で、東方諸国との通交の要地として古代王権から重視されていた信濃。牧の運営を担い、中央にも出仕した金刺舎人氏などの有力豪族の動向を分析。また諏訪信仰の対象が、自然神の祭祀からやがて国譲り神話に登場する建御名方神へと変化する社会的背景を探る。地域社会に根ざす氏族と信仰を切り口に新たな古代信濃史像を提示する。
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