[BOOKデータベースより]
日本一クジラを解剖してきた研究者の七転八倒の毎日。海の哺乳類の知られざる生態に迫る!
1章 海獣学者の汗まみれな毎日
2章 砂浜に打ち上がる無数のクジラたち
3章 ストランディングの謎を追う
4章 かつてイルカには手も足もあった
5章 アザラシの睾丸は体内にしまわれている
6章 ジュゴン、マナティは生粋のベジタリアン
7章 死体から聞こえるメッセージ
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クジラやイルカなどの海の哺乳類の研究者が、
日々、どんな仕事をしているのか、
どんな思いで仕事をしているのか書かれています。
最近、こういった研究者の本が多いですが、
素人や子どもも楽しく読めるように
わかりやすく書いてくれているのがありがたいです。
この本はたぶん子ども向けではありませんが、
中1の息子も問題なく読めました。
中1の息子は、将来研究者になりたいといっていて、
こういった類の本をよく読むのですが、
どれを読んでも知らない世界でおもしろいです。
研究者にとって、
生き物の剥製を作るのはとても大事な仕事です。
海でクジラやイルカやアザラシが漂着したりすると、
まずは地元の警察に連絡がいき、
近くの水族館に連絡が行き、
そして著者のところにも連絡がきます。
どんな生き物も、
とにかく見に行って死因を特定し、
剥製にしたい、
研究したいという思いが伝わります。
年間500頭も打ち上げられていているのだそうですが、
可能な限り解剖します。
この本によると、
海でクジラやイルカの死体を見つけたら、
警察だけでなく地域の水族館にも必ず連絡してほしいとのこと。
ゴミとして処理されてしまう事例が多くて困っているとのことでした。(Tamiさん 50代・千葉県 男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】