この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 禍根 上
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年12月発売】
- 禍根 下
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年12月発売】
- パチンコ 上
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2023年07月発売】
- ネヴァー・ゲーム 上
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年11月発売】
- ネヴァー・ゲーム 下
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年11月発売】
[BOOKデータベースより]
第1章 出発期 行政の責任で慰霊を開始した山本常松さんのこと(花岡町での開始から花矢町へ、そして大館市への引き継ぎへ;山本町長と信正寺住職―ご子息の山本陽一さん(九二歳)に聞く;市民運動の側から見た山本町長―谷千田恒夫さん(八一歳)に聞く;再び信正寺住職のこと―怨親平等)
[日販商品データベースより]第2章 発展期 大館市による継承と革新市政時代を中心に―石田寛さん(七四歳)に聞く(市議会議員になるまでの花岡にまつわる体験;保守市政から革新市政への転換期に;県議会議員として大館市の慰霊にかかわる)
第3章 定着期 保守市政時代も続いてきた死者を悼む心―小畑元さん(七二歳)に聞く(市長になっても最初に直面した慰霊式の継続;地方自治体が慰霊を続ける意味;保守が慰霊式をずっと続けたのはなぜか;再び自治体が慰霊式を継続したことの意味;“spontaneity”と言うしかない)
第4章 市民運動の側から市政を見つめてきて―川田繁幸さん(六八歳)に聞く(花岡事件とのさまざまなかかわり;記念館の建設につながった戦後の市民運動;大館市が慰霊式を続けてきた意味)
補章 花岡、西松、三菱マテリアルの和解から学ぶこと―内田雅敏さん(七六歳)に聞く(戦後はじめての和解となった花岡和解の意味;法律の壁を乗り越えた西松建設の和解;日本政府も事実上後押しした三菱マテリアルの和解;三つの和解が現代に問いかけるもの)
大館市は世界に誇る日本の宝です
終戦末期の中国人強制連行事件の中で、集団脱走にまで至った犠牲者の多さで知られる花岡事件。しかし、加害企業と犠牲者が初めて和解を達成した。同時に、戦後ずっと花岡町そして合併後の大館市と、保守か革新かを問わず行政が慰霊を続けてきたことでも特筆される。
なぜそんなことが可能になったのか、関係者への綿密なインタビューで明らかにする。
現在の徴用工、慰安婦問題を解決するヒントがそこには存在する。