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[BOOKデータベースより]
「いかに速く走るか」。近代の到来は「文明」に、国際スポーツの場で国と国とが同一ルールで競い合うという新しい要素を加えた。コーチングの技術などが革新的に発展を遂げるなか、「文明国」の名乗りを上げたばかりの明治日本はスポーツという洋学をどう受容したのか。漱石『三四郎』や嘉納治五郎の欧米視察記、画期的指導書など陸上競技にまつわるテクスト・写真を精読、世界の頂点とされたオリンピックに二選手が挑むまでを描く。
序 文明の落差、競技力の落差
[日販商品データベースより]第1章 『三四郎』の運動会
第2章 クラウチングスタートの誕生
第3章 英米対抗戦から近代オリンピックへ
第4章 陸上競技という文明を移入する
第5章 「文明」から始まる陸上競技教本―大森兵蔵『オリンピック式陸上運動競技法』の周辺
第6章 ストックホルムへの道
第7章 ストックホルムの旭日
第8章 宴のあと
結語 洋学受容史としての近代日本陸上競技史
国際関係において対等であるとはどういうことか。近代国家にとって、国民が体を鍛えることにどのような意味があったのか――。
「文明国」の一員として扱われることを悲願とした明治国家にスポーツが導入され、国と国とが同一ルールで競い合う近代オリンピックに参加するまでを丹念に追う、初めての「文明としてのスポーツ史」。漱石『三四郎』から嘉納治五郎のオリンピック実見記まで、主に陸上競技にまつわるさまざまな史料をテクストとして精読し、都市化の進展、学生の増加、科学の進歩といった二十世紀の論点に迫る。