オクスフォード大学出版“A Very Short Introduction”シリーズは1995年に始まり、現在も続々と新たなトピックを世に送り出している知的教養シリーズ。そのなかでも近年とくに注目されているホットイシューを取り上げる。第一弾は右翼ナショナル・ポピュリズムの台頭とともに2020年に巻き起こった「ブラック・ライブズ・マター」運動であらためて世界的にその問題が表面化した「レイシズム」の問題。レイス=人種という実はよくわからない壁をあちこちにつくって対立してきた人類という存在を問い、多様性の時代にしっかりと考えておきたい人種差別の歴史と現状、そしてこれからのこと。
[BOOKデータベースより]
本書はレイシズムの歴史をひもとき、その最新研究をふまえながら“現在進行形のレイシズム”を考察する。自分をとりまく「世界」がどんな難題をかかえているか。それはなぜ起こり、どうしたら解決できるのか。
1 “人種”と人種主義―ことば遊びのような難問
[日販商品データベースより]2 帝国主義、大量虐殺、そして人種の“科学”
3 科学的レイシズムの終焉
4 人種化、文化的レイシズム、宗教
5 構造的レイシズムとカラーブラインドの白人性
6 インターセクショナリティと“暗黙”あるいは“無意識”の偏見
7 右翼政党のナショナル・ポピュリズムの台頭とレイシズムの今後
オクスフォード大学出版“A Very Short Introduction”シリーズは1995年に始まり、現在も続々と新たなトピックを世に送り出している知的教養シリーズ。そのなかでも近年とくに注目されているホットイシューを取り上げる。第一弾は右翼ナショナル・ポピュリズムの台頭とともに2020年に巻き起こった「ブラック・ライブズ・マター」運動であらためて世界的にその問題が表面化した「レイシズム」の問題。レイス=人種という実はよくわからない壁をあちこちにつくって対立してきた人類という存在を問い、多様性の時代にしっかりと考えておきたい人種差別の歴史と現状、そしてこれからのこと。