- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
[BOOKデータベースより]
話したくない。あんなにおそろしくてつらいことは、早くわすれてしまいたい。だれにも語れず、決して消えずにくすぶり続ける原爆の思い出。ところが、自由研究にするから原爆の話をしてほしいと孫が言い出した。かわいい5年生の孫のお願いにとまどいながら、ソファに深くすわったおじいちゃんは、たんたんと語り始めた…。
1 きっかけは、夏休みの自由研究
2 あの日のこと(1945年の広島)
3 おじいちゃんの決意
4 真夏の体育館で
5 『語り部』への道
6 おじいちゃんが語り部に?
7 おじいちゃんのなみだ
8 縁の下の力持ちに
9 思いが輪のように広がれば
話したくない。6年生で被爆してから59年間、心の奥底に閉じこめてきた原爆の記憶。おじいちゃんは、その暗く重い記憶をいかに開き、語り部となっていったのか。そのきっかけをつくった孫は、祖父の語りをどのように聞いたのか。人類史上初となる広島の惨禍から75年が過ぎ、次第に失われつつある原爆の記憶を、祖父と孫それぞれの成長に重ねながら記録するノンフィクション。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 人間関係の「ピンチ!」自分で解決マニュアル
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年04月発売】
- 楽しく学べる歴史図鑑 土偶
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年04月発売】
- 「くうき」が僕らを呑みこむ前に
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年01月発売】
- 本について授業をはじめます
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2014年09月発売】
- 本のれきし5000年
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【1995年02月発売】
2021年8月6日に投稿しています。
「聞かせて、おじいちゃん」。
戦争は、原爆は、心身ともに大きな傷を負うことを感じます。
それなのに、昨今は8月になっても、あまり戦争や原爆のテレビ放送をやらなくなってしまっているなぁと思います。
親の私が子供の頃は、子供が見ても色々考えさせられる「はだしのゲン」や「火垂るの墓」などの戦争ものが放送されていたものです。
今、小学生の子供を持つ親になり、子供が戦争についてしったり学んだりする機会が減ったのを痛感します。
これからの未来を担う子供たちにこそ知ってほしいことなのに・・・と毎年思います。
今年はオリンピック開催中とあって余計にそう思いました。
こういう本を読んで、親子で考えていきたいと思いました。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】