- 鍬ヶ崎心中
-
幕末宮古湾海戦異聞
小学館文庫 小学館時代小説文庫 Jひ01ー1
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2021年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094070217
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[BOOKデータベースより]
幕末から明治へと移り変わる動乱期、明治二年三月に盛岡藩鍬ヶ崎村で発生した宮古湾海戦。時代の転換点となる戦いの中で、旧幕府軍の男・和磨に思いを寄せた女・千代菊の波乱の物語。新政府軍優勢で推移する戊辰戦争の末期、旧幕府軍に忠誠を誓う七戸和磨は、宮古の地で、新政府軍の軍艦に対してアボルダージュ(移乗攻撃)の決行を目論む。それは死を意味する捨て身の作戦であった。激動の時代に翻弄される和磨。男の強行を思いとどまらせたい千代菊。二人の生き様を鮮烈に描く。宮古の地の歴史を見つけ続けた著者が描ききった渾身の歴史大河ドラマ。
[日販商品データベースより]戊辰戦争に命をかけた名も無き武士の物語
明治時代の幕開け、幕府の再興を信じて闘う名も無き多くの若者たちが血を流していた。
舞台は盛岡藩宮古。鳥羽伏見に端を発し箱館戦争に至る旧幕府と新政府が死闘を繰り広げる戊辰戦争。宮古湾鍬ヶ崎には、幕府の復活を信じて忠誠を誓う男、青年・七戸和磨の姿があった。そんな男に思いを寄せる千代菊。
時代が刻々と変化する中で、変わらぬ絆を求め、せめぎ合う女・千代菊と、
どうせ時代が変わるならと命をも捨てる覚悟の男、和磨。
新政府軍と旧幕府軍が相まみえた宮古湾海戦で待ち受ける二人の運命は・・・・・?
震災から10年。宮古という町に、いにしえから脈々と歴史が紡がれていることを、世に知って欲しいという著者のメッセージが強く響く。