- [フランス発]美の研究
-
人は見た目で得をする
PSYCHOLOGIE DES BEAUX ET DES MOCHES- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2021年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784775942499
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「音楽する」は脳に効く
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2022年11月発売】
- ヨーロッパ統合の政治史
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【1996年03月発売】
- カラー図解RaspberryPiではじめる機械学習
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2018年03月発売】
- はじめてのコラージュ療法
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2025年06月発売】
- 「春」はどこにいった
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2022年12月発売】
[BOOKデータベースより]
「痩身の独裁」は中世、騎士道愛の時代にすでに生まれていた!!美醜の価値の奥深さを知る一編。フランスの研究者たちが、歴史をたどり文化を解き明かし、美しさと醜さについて分析!見えてくるのは、美醜でつくられる人間関係だ。はたして人は内面を磨くことで、見た目を超えられるのか!?
内面の美しさなんて、あり得ない!
[日販商品データベースより]顔よ、ああ美しき顔よ
美とステレオタイプと差別
「規範と恋に落ちたりはしない!」
きみの毛はステキだね
ソーシャル・ネットワーク上の自己演出―美醜を超えて
外見至上主義の子どもたち
美しき性、そして醜さ
道徳化された身体
美しいもの以外を愛せるか?
美と醜さと職業生活
美しさと醜さ―差別禁止法にもとづくアプローチ
狂乱の時代―変容する身体
「ファッションの世界では、美しさは時代遅れだ」
特異な身体に美しさを感じとる
醜形恐怖症、あるいは容姿の欠陥に対する強迫観念
身体装飾の美しさにおける両義性
美容整形の光と影
ボディーアート―芸術作品としての人体
タトゥー―入れ墨の来歴
動物美
自然の美と人工の美
芸術は人類の源である
審美家としての脳の肖像
スタンダール症候群―作品が心を貫くとき
現代美術に試される美的価値
本書では、雑誌編集長ジャン=フランソワ・マルミオンが、哲学・心理学者などフランスを代表する28人の意見を集め、人の美醜について私たちがどのように感じているか、その歴史や現状を研究する。
美の対象は顔、身体、ヘアスタイル、タトゥー、ファッション、美術作品など多岐にわたるが、主要対象は人そのもの。人が自分を美しく見せるために重ねてきた方法や努力を分析し提示することに中心をおいている。 とくに美学の研究者、美術やファッションその他のアートに関わるプロや、それらに関心を持つ一般の読者は、美醜に関する価値観の文化的・歴史的な幅や変遷について知り、自ら判断するための基準を得ることができるはず。
私たちは、自らを美しく見せることで、恋愛や就職・昇進を勝ち抜き、SNS上で評価を高め、子供たちですら仲間内での競争に負けないよう、日々努力を重ねるが、そもそも人はなぜ美しいものが好きなのか。 本書はその問いに答える一冊だ。