- 断絶からの歴史
-
ベンヤミンの歴史哲学
月曜社
柿木伸之
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2021年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784865031126

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
ベンヤミンの言語哲学
-
柿木伸之
価格:4,290円(本体3,900円+税)
【2014年07月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
ベンヤミンの革命と救済の歴史哲学を読み解き、その問いを歴史の危機のさなかに受け継ごうとする哲学の試み。命あるものを犠牲にしながら続く歴史を逆なでし、死者とともに生きる道筋を、進歩の残骸を縫って切り開く非連続的な歴史へ。
ベンヤミンの歴史への問いを受け継ぐために
[日販商品データベースより]1 想起と救済(想起からの歴史―ベンヤミンの歴史哲学;メシアニズムなきメシア的なものの系譜―ベンヤミンとデリダの「メシア的なもの」をめぐる思考)
2 ベンヤミンとハイデガー(反転する時間、革命としての歴史―ベンヤミン、ブロッホ、ローゼンツヴァイクと初期ハイデガー;救済と命運―歴史をめぐるベンヤミンとハイデガーの対決)
3 歴史の媒体(切断からの像―ベンヤミンとクレーにおける破壊と構成;像における歴史―ベンヤミンの歴史哲学における構成の理論)
4 名もなき者たちの歴史へ(「歴史の概念について」ハンナ・アーレント手稿―解題と翻訳;抑圧された者たちの伝統とは何か―ベンヤミンの歴史哲学における歴史の構成と伝統)
残余からの歴史のために
歴史に名を残さなかった者たちの非連続的な歴史の可能性を問う革命と救済の歴史哲学。『ヴァルター・ベンヤミン──闇を歩く批評』の著者によるベンヤミン論のさらなる深化。