- つながり過ぎた世界の先に
-
- 価格
- 1,056円(本体960円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569849058
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 60歳からの知っておくべき地政学
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年01月発売】
- 眠れなくなるほど面白い 図解 認知バイアス
-
価格:1,089円(本体990円+税)
【2025年05月発売】
- 映画じゃないんだから、うまくいかなくても大丈夫。
-
価格:814円(本体740円+税)
【2025年04月発売】
- フェイクとおバカの見分け方
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年03月発売】
- 「意味順」式で中学英語をやり直す本 改訂版
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年01月発売】
[BOOKデータベースより]
「COVID‐19の蔓延により、おそらく人類史上初めて、世界中で人間の行動の完全な同期がみられた」と哲学者マルクス・ガブリエルはいう。人々が一斉に倫理的な行動をとったことは、資本主義の行方にどのような影響を与えるのか。本書ではさらに、「国と国のつながり」「個人間のつながり」「経済のつながり」を読み解き、終章で改めて個人の生のあり方を見つめ直す。「新実在論」「新実存主義」「新しい啓蒙」と次々に現代思想を刷新する旗手が語る、パンデミック後を見通す哲学。訪れるのは混沌ではなく、新たな倫理観を備えた世界だ。
第1章 人とウイルスのつながり(同期化した世界;2019年以前の秩序は終焉した ほか)
[日販商品データベースより]第2章 国と国のつながり(トランプの敗北;なぜ人々は陰謀説を信じるのか ほか)
第3章 他者とのつながり(自己を押し付けるソーシャルメディア;日本人特有のコミュニケーション ほか)
第4章 新たな経済活動のつながり―倫理資本主義の未来(浸透する倫理資本主義;なぜ今、倫理資本主義なのか)
第5章 個人の生のあり方(新実存主義の人間観;「神聖さ」が生じるとき ほか)
「COVID-19の蔓延により、おそらく人類史上初めて、世界中で人間の行動の完全な同期がみられた」と哲学者マルクス・ガブリエルはいう。人々が一斉に倫理的な行動をとったことは、資本主義の行方にどのような影響を与えるのか。本書ではさらに、「国と国とのつながり」「個人間のつながり」「経済活動のつながり」を読み解き、終章で改めて個人の生のあり方を見つめ直す。
「新実在論」「新実存主義」「新しい啓蒙」と次々に現代思想を刷新する旗手が、新しい時代のビジョンを示す一冊。哲学者は、徹底した抽象的思考を行うことで、総合的で普遍的なビジョンを提示することができる存在である。ならば、ガブリエルは本書で、哲学者がなすべき仕事をしっかりと果たしたといえるだろう。
【目次より】
・ロックダウンと『リヴァイアサン』/・危機は倫理的進歩をもたらす/・ネオリベラリズムの終焉/・アメリカ人は、多様性に非常に弱い/・統計的世界観による幻想/・政治家が正しい判断を下すためには、何が必要か/・今のEUはアメリカを擬態している/・日本人はなぜ先進国の中で最も孤立しているのか/・人類が最も退歩した点/・(Column)哲学者と現代のつながり