- フェミニストが見直すユング
-
Jung:A Feminist Revision
追手門学院大学出版会 丸善出版
スーザン・ローランド 中村このゆ- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2021年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784907574246
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- コンピュータネットワーク概論 第2版
-
価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2024年03月発売】
- 図解身近な人が亡くなった後の手続き・届け出の本
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年01月発売】
- 死とは何か
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年10月発売】
- この1冊ですべてわかる データサイエンスの基本
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2024年09月発売】
- 小学生が夢中になる!こくごの教養マンガ
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年10月発売】
[BOOKデータベースより]
第1章 ユングの生涯
[日販商品データベースより]第2章 ユング心理学理論の紹介
第3章 女神と女性原理
第4章 ユンギアンフェミニズムとは?
第5章 脱構築とポスト・フロイディアンフェミニズムからみるユンギアンフェミニズム
第6章 ポストモダンのユンギアンフェミニズム
―ユング心理学にフェミニストが鋭く切り込む―
ユングは西洋近代が、感情、身体、自然、関係性などの特質を女性と他者性とみなすことで脱価値化してきたことを喝破していた。それにも拘わらず男性性/女性性といった二元論によって長らくフェミニストから批判を受けてきた。英文学者である著者は「個人的神話」と「グランドセオリー」という二つのキーワードを中心に、ユング心理学の中のフェミニズムの要素を丹念掘り起こす。まず、初学者にも分かりやすくユング心理学理論を概観し、ユングの女性後継者による女神フェミニズムを紹介する。さらにフロイト派と比較しながら、啓蒙主義・構造主義・モダン主義・脱構築・ゴシックといった哲学的・文化的思潮を援用しながら、ユング心理学に潤沢に含まれる女性の成長への糧を明らかにする。