- パラリンピックは世界をかえる
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ルートヴィヒ・グットマンの物語
A SPORTING CHANGE/How Ludwig Guttmann Created the Paralympic Games福音館書店
ローリー・アレクサンダー アラン・ドラモンド 千葉茂樹- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784834085624
[BOOKデータベースより]
「パラリンピックを生んだ人」として知られる、神経外科医ルートヴィヒ・グットマンの生涯をえがく物語。ドイツの町にユダヤ人として生まれ、ナチスによる迫害をうけてイギリスに亡命したルートヴィヒは、それまであきらめられていた下半身まひの患者の治療にとりくみ生存率を大幅にあげた。そして、充実した生活をおくるよう彼らをはげましつづけた。ある日、ルートヴィヒは患者たちが車いすで庭を走り回っているのを見てひらめいた。治療にスポーツの要素をとりいれよう!患者が情熱や喜びをとりもどしていくのを目の当たりにしたルートヴィヒは確信した。体を動かすことが治療のカギなら、スポーツはすべての人のためのものだ!ひとつの病院ではじまった小さな競技大会は、ルートヴィヒのたゆまぬ努力と愛情でパラリンピックへと成長し、やがて社会をかえることになった―巻末では実在のパラリンピック選手たちも紹介されている。小学校上級から。
見はなされた患者
がんこもの
炭鉱労働者
医学の道にもどる
高まる緊張
水晶の夜
変化の日々
不治の病人たち
希望の回復
大逆転
ストーク・マンデヴィル競技大会
車いすは進む
なにかいいこと
金メダル目ざして
パラリンピックを生んだ医師・グットマンの生涯を、豊富なイラストや写真と共に綴る感動の伝記。ナチスの迫害をうけイギリスに亡命したグットマンは、それまであきらめられていた脊髄損傷の患者の治療を実現させます。さらに治療にスポーツを取りいれ、患者は情熱を取り戻していきました。―病院で始まった小さな競技会は、グットマンの努力と愛情で、社会に大きな影響を与えるパラリンピックという大会に成長したのでした。
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価格:1,870円(本体1,700円+税)
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私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これはパラリンピックの父であるルートヴィヒ・グットマンさんの人生について書かれていますが、何よりも信念と情熱を持つことの大切さを教えてくれるからです。パラリンピックの起源は1948年、医師ルートヴィヒ・グットマン博士の提唱によってロンドン郊外のストーク・マンデビル病院内で開かれたアーチェリーの競技会です。私はこの本を読みながら、ルートヴィヒ・グットマンさんの生き方は素晴らしいと思いました。我が国は今、コロナ禍の中で東京五輪・パラリンピックを開催しようとしています。この問題はIOCが中止を検討さえしようとしない姿勢だということです。このままでは東京大会は予定通り始まると思います。(水口栄一さん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】