[BOOKデータベースより]
いま、きみがうごきまわれるのはすごくせまいはんいかもしれない。でも、もうすこししたら、きみはどこにだっていけるんだ。うちゅうにだっていけるかもしれない。にげるために、さがすために、きみのあしは、ついている。生きづらい世の中のすべての人へ。ラストは、あなただけの物語に続きます。
[日販商品データベースより]私たちが生きる世界にはいろいろな人がいて、それぞれが違う感情や言葉をもっています。それらは自分だけのものなのに、大きな流れや「みんな」に飲み込まれて、自分を大切にできなくなってしまう。
「逃げちゃダメ」と言われることが多い世の中ですが、どうするかは自分で決めていいし、自分で決めること。
「逃げずに戦うことの大事さを説くお話」がある一方で、「逃げることで新しい可能性に出会うお話」があってもよいのではないか。著者のそんな思いが込められた絵本です。
にげて さがして、うごいて うごいて――
ラストは、あなただけの物語に続きます。
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世の中には、色んな人がいる。得意な事だって、苦手な事だって、みんなちがう。きみだって、そうだ。だけど、想像力を使うのが苦手な人がいて、時にひどいことを言ってきたりすることがある。もしきみが、そういう人にひどいことをされてしまった時。するべきことは一つしかない。とにかく、その場から逃げること。きみの足は、そのためについている。一方で、世の中には、優しい人もたくさんいる。だからこそ、きみは探しに行かなくてはいけない。自分で動いて、自分で考えて、自分で決めて。逃げて、探して、動いて、動いて……。逃げずに戦うことも大事だけれど、逃げることで新しい可能性に出会えることだってある。子どもたちには、両方の道を知っていてほしい。作者ヨシタケシンスケさんの、強い思いが込めれたこの絵本。読み終わっても、まだまだ続く物語。どうか、きみのことを探している人を、きみが見つけることができますように。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
学校のカウンセラーの先生のおすすめ本として紹介されていました。
君の足には「やばいものから逃げる、君をわかってくれる人を探して、その人のところに行く」という役割もあると、ヨシタケシンスケさんのかわいくユーモラスに教えてくれます。
「逃げてもいい」というメッセージは、大人にとっても肩の力が抜けて、ほっとできるよりどころになると思います。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】