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- なぜ戦争をえがくのか
-
戦争を知らない表現者たちの歴史実践
みずき書林
八木書店
大川史織
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909710154


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[BOOKデータベースより]
当事者にしかわからない体験や記憶を語り継ごうとするとき、どのような方法があるでしょうか。過去の出来事を“未来に起こりうる”こととして想像することも、ひとつの方法です。知らないことを知ろうとするとき、“歴史する”実践方法やそれを伝える表現の仕方もさまざまです。この本では、写真を撮る、絵を描く、小説や漫画を書く、映像、音楽、演劇、工芸、彫刻、アプリを作るなど多彩な表現で歴史実践をしている表現者たちが、どのように思考をめぐらせ、ことばを選び、戦争をえがこうとしているのかを知りたいと思いました。
逃れようのないものへの違和感や怒り(小泉明郎)
[日販商品データベースより]不在を、どこまで“見る”ことができるか(諏訪敦)
そこにいたであろう人を、みんな肯定したい(武田一義×高村亮)
不時着と撤退戦/いつもどうしても含まれてしまうこと(遠藤薫)
ニーナたち、マリヤンたちの“コイシイワ”(寺尾紗穂)
書くことでたどり着く、想像の外へ(土門蘭×柳下恭平)
いつも間に合っていないし、いつも間に合っている(後藤悠樹)
失敗の歴史、破壊される瞬間と、眠ってしまう身体(小田原のどか)
四隻の船と、青森から航路をひらく(畑澤聖悟)
特別な時間のおわりと、記憶をたどる旅のはじまり(庭田杏珠×渡邉英徳)
小泉明郎(現代美術家)・諏訪 敦(画家)・武田一義(漫画家)・高村 亮(編集者)・遠藤 薫(工芸家・現代美術家)・寺尾紗穂(音楽家・作家)・土門 蘭(作家)・柳下恭平(編集者)・後藤悠樹(写真家)・小田原のどか(彫刻家)・畑澤聖悟(劇作家・演出家)・庭田杏珠(研究者)・渡邉英徳(研究者)
美術、絵画、漫画、工芸、音楽、小説、写真、彫刻、演劇、研究……
歴史と記憶と表現をめぐる10の対話。
敗戦から75 年が経過し、当時を知る人の数は年々少なくなりつつある。体験者の記憶を継承することは急務のひとつである。しかし、〈戦争記憶の継承〉とはどういうことなのか。
表現者たちはどのように戦争と出会ったのか。私たちは知らないことをどのように語り継ぐのか。
体験のない人びとによる、体験のない人たちのための、〈記憶の継承〉のかたち。
【目次】
はじめに
小泉明郎『逃れようのないものへの違和感や怒り』
諏訪 敦 『不在を、どこまで〈見る〉ことができるか』
〈旅の記憶 マーシャル諸島共和国〉
武田一義+高村亮『そこにいたであろう人を、みんな肯定したい』
遠藤 薫『不時着と撤退戦/いつもどうしても含まれてしまうこと』
〈旅の記憶 ヴェトナム〉
〈旅の記憶 韓国〉
寺尾紗穂『ニーナたち、マリヤンたちの《コイシイワ》』
土門 蘭+柳下恭平『書くことでたどり着く、想像の外へ』
後藤悠樹『いつも間に合っていないし、いつも間に合っている』
小田原のどか『失敗の歴史、破壊される瞬間と、眠ってしまう身体』
畑澤聖悟『四隻の船と、青森から航路をひらく』
庭田杏珠+渡邉英徳『特別な時間のおわりと、記憶をたどる旅のはじまり』
あとがき