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[BOOKデータベースより]
老尼登場―無名草子のはじまり
[日販商品データベースより]老尼の来歴―動乱の平安時代末期を生きる
この世で最もすばらしいもの―宝物集・枕草子を超えて
源氏物語の巻々―五十四帖の成り立ち
源氏物語の作中人物―光源氏と薫
「少年の春」の行方―狭衣物語
改作への挑戦―今とりかへばやへ
失われた物語たち―海人の刈藻・末葉の露
実話ベースの歌物語―伊勢物語・大和物語
勅撰集でも辛口批評―万葉集・古今集から千載集
女が名を残すこと―私撰集と宮仕え
才女の評判と行く末―小野小町と清少納言
恋愛と歌で名をはせた母娘―和泉式部と小式部内侍
高貴な女の老い―大斎院選子
「女」から「男」へ―栄花物語・大鏡
鎌倉初期の批評文学『無名草子』を入り口に、平安文学をテーマに卒業論文を書くためのスキルを学習する。大学・短期大学の半期の授業に対応した全十五講構成。「コラム」では最新の成果を学び、「調べてみよう」では、具体的な課題を掲げ、辞書・事典・データベースにふれ、使い方を習得する。平安文学研究の入門書としても最適の一冊。
【著者略歴】
原 豊二(はら とよじ)天理大学教授
『源氏物語と王朝文化誌史』(勉誠出版、2006)、『源氏物語文化論』(新典社、2014)、『日本文学概論ノート』(武蔵野書院、2018)
古?雅義(ふるせ まさよし)安田女子大学教授
『枕草子章段構成論』(笠間書院、2016)、『古典籍研究ガイダンス』(共著、笠間書院、2012)、『源氏物語の展望 第十輯』(共著、三弥井書店、2011)
星山 健(ほしやま けん)関西学院大学教授
『王朝物語史論―引用の『源氏物語』―』(笠間書院、2008)