- 麻薬と人間100年の物語
-
薬物への認識を変える衝撃の真実
Chasing the Scream The First and Last Days of the War on Drugs
作品社
ヨハン・ハリ 福井昌子
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2021年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784861827921

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[BOOKデータベースより]
はじめに “麻薬戦争”が始まって一〇〇年、そこには想像もできない物語があった
[日販商品データベースより]第1部 “麻薬戦争”の始まり
第2部 麻薬をめぐる犯罪の実態
第3部 麻薬戦争の最前線
第4部 不都合な科学的事実
第5部 “麻薬戦争”から平和的共存へ
おわりに 麻薬戦争をめぐる旅で出会った人々、そしてアンスリンガーの後日談
日本語版補章 日本の「麻薬戦争」と“麻薬神話”
『NYタイムズ』年間ベストセラー
あなたが麻薬について知っていることは、すべて間違っている。
エルトン・ジョン(歌手)絶賛「ガツンとブッ飛ばされるくらい 衝撃的な一冊!」
話題騒然の映画(2021年公開)『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』原作
「読み終えるまで、本から手を離すことができなかった」――ノーム・チョムスキー
「超一流のジャーナリズム。本書のストーリーに身体が震えた」――ナオミ・クライン
「麻薬に関わる人々の人生が生々しく描かれる。本書の知見を取り入れて、新たな政策を考える必要があるだろう」――ロス警察・麻薬取締部スティーヴン・ダウニング
「私たちは麻薬について何も知らなかったと思わせる。100年前から始まった麻薬取締り政策により、ギャングが社会にはびこったこと。両者は補完関係であり、南米の麻薬カルテルをも生み出したこと。麻薬禁止の根拠である依存性については、様々な科学的異論があること。非犯罪化が世界的な流れである現在、実にタイムリーであり、麻薬に対する私たちの認識を変える一冊である」――『タイムズ』紙
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【目次】
はじめに 麻薬戦争≠ェ始まって一〇〇年、そこには想像もできない物語があった
第T部 麻薬戦争≠フ始まり
第1章 アメリカvs. ビリー・ホリデイ
第2章 禁酒法が終わり、ギャングの新たな資金源として麻薬が注目される
第3章 アンスリンガーは、いかに「麻薬戦争」を世界に広めていったか?
第4章 麻薬密売ビジネスを確立した男、アーノルド・ロススタインの最期
第U部 麻薬をめぐる犯罪の実態
第5章 ある麻薬密売人の物語
第6章 警察官たちは語る
第7章 巻き添えで死んだ人たち
第V部 麻薬戦争の最前線
第8章 依存症者は刑務所でどのように扱われているか?
第9章 「切断した頭が動いているのを眺めてたよ」メキシコの麻薬カルテルの殺し屋
第10章 麻薬戦争まっただ中のメキシコの日常生活
第W部 不都合な科学的真実
第11章 動物も麻薬を求める
第12章 なぜ依存症に陥る人がいるのか?
第13章 依存症は、薬物が主な原因ではない
第X部 麻薬戦争≠ゥら平和的共存へ
第14章 カナダ・バンクーバーの麻薬政策を変えたホームレスの依存症者
第15章 依存症者に麻薬を処方する、英国とスイスの取り