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- 雪ダルマは生きている
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Les Bonshommes de neige sont eternels
カクイチ研究所 ぷねうま舎
ティエリー・デデュー 田中一明 大野博人- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- A4変
- ISBN
- 9784910154138
[BOOKデータベースより]
―やあみんな、と大きな声。入道雲のうえに雪ダルマがすわっています。―初雪がまったら、すぐにみんなのところにもどるよ。紙芝居・いのちの歌季節とともに、水はめぐり、いのちもめぐります。見えないけれど、いつも、たしかにそこにあって、いのちをまもっている、それが、雪ダルマです。
[日販商品データベースより]フランスの絵本作家、デデューが、いのちと水の循環を描いた紙芝居。
日々の現実の底を、たしかに流れ続けている、いのちのめぐりを、
そして、本当にリアルなものとは何かを、ユーモアたっぷりに語りかけます。
雪ダルマは ほかのだれよりも あそび上手。おどけたり、なぞなぞをだし
たり、おもしろい話をしてくれたりします。
でも、だんだん暖かくなると、雪ダルマから力が抜けて──
とうとうある日、リスが出会うと……雪ダルマは もう融けていなくなっ
ていました。
しかし、悲しみは続きません。
クマの先生が学校で リスとフクロウとハリネズミとウサギに教えてくれ
たから……雪は融けて水になり、水は自然に山から海へと流れていくと。
そして、
やあ みんな、と大きな声がきこえてきます。大きな入道雲の上に 雪ダル
マがすわっていたのです。
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1ページ1ページが力強い絵で引き込まれます。本の紹介に紙芝居という文字がありましたが、紙芝居にするととても効果的な作品集かも知れません。
森の動物たちが生き生きしています。動くことのできる雪だるまとの楽しい毎日は、春の終わりとともに終止符。
溶けた雪だるまを探しに旅にでる、動物たちの思いが伝わってきます。
意外なところにいた雪だるまに、夢の膨らむお話でした。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】