「人種」「民族」をどう教えるか

創られた概念の解体をめざして

明石書店
中山京子　東優也　太田満　森茂岳雄　

• 価格: 2,860円（本体2,600円＋税）
• 発行年月: 2020年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784750351285

内容情報

[BOOKデータベースより]

今、「人種」「民族」を問う意義
第１部　教育において「人種」「民族」はどう認識され、論じられてきたか（「人種」とヒトの多様性―学校でのまなびのために；「人種」「民族」とは何か；「人種」に関する認識；社会系教科の教科書記述に見る「人種」「民族」）
第２部　日本と外国で「人種」「民族」について授業でどう教えられてきたか（日本における「人種」「民族」を取り上げた授業構想；アメリカの初等・中等学校の人類学教育における「人種」言説と実践―１９３０年代〜１９６０年代を中心に；外国では「人種」「民族」をどのように教えているか；「人種」と「先住民族」に関する学習）
第３部　学校で「人種」「民族」をどう教えるか（「人種」をテーマにした授業づくりのために；「人種」を問い直す授業実践；小学校における授業構想；中学校における授業構想；高等学校における授業構想）

[日販商品データベースより]

社会的に創られた概念であるのに、実体化されて差別や偏見を生んでいる「人種」「民族」をどう教えるか。学術的見地からみた正しい認識と、これまでに日本や海外で行われた授業実践の蓄積を踏まえて、教師が教えるための小・中・高の授業プランを提案する。