- 中近世ハンザ都市の展開
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- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784805721865
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[BOOKデータベースより]
第1章 中世末期ハンザ都市の政治経済環境と都市財政について(14世紀後半〜15世紀前半のハンザ都市の政治経済環境;中世都市ハンブルクの財政;中世都市ブラウンシュヴァイクの財政 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 15〜16世紀におけるハンザ都市の商業振興(15〜16世紀のハンザ都市の政治経済環境;塩貿易;ビール醸造業とビール貿易 ほか)
第3章 中世ハンザ都市の近代都市化移行過程の比較研究(17〜18世紀のハンザ都市の政治経済環境;三十年戦争期のハンブルクの経済事情―近代都市化の原点;17〜18世紀におけるハンブルクの経済事情―近代都市化の過程 ほか)
中世ハンザ都市の近代都市化の比較史研究は我が国ではもちろん、ドイツですらほとんど研究成果のない分野である。複数の中近世ハンザ都市の財政構造とその近代に向けての変化が明らかにされる。「ハンザ同盟」が崩壊し、近代に向けて北海、バルト海貿易が変遷する中で、ハンザ都市が独自の努力によって経済力の維持、発展が図られた。その結果、ハンブルクは現代の大都市に成長していったが、ハンザの領袖リューベック経済は様々な挑戦にもかかわらず停滞から脱却することができなかったことが明らかにされる。