- きれいでふしぎな粘菌
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784829990001
[BOOKデータベースより]
植物でも動物でもなく、きのこの仲間の菌類でもなく、小さいけれど宝石のようにきれいで、体の形がどんどん変わる、とてもふしぎな生きもの、粘菌。なぞにつつまれて生きている、粘菌のみりょくにせまります!
粘菌の体のつくりと名前
粘菌はどんな生きもの?
いろいろな粘菌
粘菌の一生とは?
いろいろな子実体
いろいろな変形体
粘菌はどこにいる?
粘菌に似ているけれど…?
粘菌を見つける!
粘菌を育てる!
粘菌の役割って?
粘菌Q&A
美しい色と不思議な形〓森の宝石ともいわれる粘菌の暮らし、見つけるコツ、飼い方、楽しむポイントを、写真とイラストを使ってわかりやすく解説。不思議な造形に関心を持った大人も、謎に包まれた暮らしに興味津々のお子さんも、一緒に読み進めることができる超入門書です。
・粘菌は、アメーバのような形でゆっくりと動きまわり、小さくて色とりどりの子実体から胞子を飛ばします。でも、その生態はわからないことだらけという、ふしぎな生き物。この粘菌がいま、静かなブームを呼んでいます。気持ち悪いと思ったけど、よく見たらかわいい造形も魅力の一つです。
・粘菌はわからないことばかり。だからこそ「児童の興味を引き出す教材に最適」です。
・美しい色、不思議な形など、独特なビジュアルに“はまる”大人もたくさんいます。粘菌について、親子で知りたい・学びたい方々にぴったりの入門書です。
・粘菌写真の第一人者、新井文彦氏が撮り下ろした宝石のような美しい粘菌写真を堪能することができます。
・粘菌の一生や種類、見つけ方、育て方など、基本的な情報をイラストと写真を使ってていねいに解説しました。全体の監修は、粘菌研究者の川上新一先生です。
・このシリーズに登場する生きものは、小学校で習う「植物の生活」とは違って、花をつけずに子孫を増やす仲間たちです(胞子で増えます)。植物同様、校庭や近所の公園といった身近な場所で目にすることの多い生きものです。また、植物と違ってまだ未解明な部分も多々あり、「植物の生活」からの発展や、自由研究等の課題素材としては最適です。このシリーズを読めば、「粘菌」「きのこ」「コケ」については、大人向けの本と同様の知識を、よりわかりやすく、簡潔に得ることができます。
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粘菌、というアメーバの仲間の動物の生活や食べ物、増え方、観察の仕方や採取・飼育方法、探し方などを紹介する科学絵本。美しい写真とイラストで不思議な世界にいざなわれる。
日本の天才学者・南方熊楠が魅了された粘菌。一見、コケやカビなど植物風に見えるのに、動物!アメーバの仲間で、胞子で増え、移動も変態もする。色も形もどんどん変わっていく。不思議な生態と前衛芸術作品のような形が素敵だ。
宇宙から飛来した不思議な生物のような気がしてきて、いろんな話をこの絵本から想像して楽しんでいる。森の中の、倒木に住んでいる粘菌が、きのこを食べたり、きのこに食べられたりしている様子はかなりホラーな絵だ。脳も神経もないのに(本当はあるのか?それに該当するものが)、自分の好きな場所に行くし、嫌な場所からは逃げる。面白いとしか言いようがない。
粘菌に魅了された小学生の兄弟も紹介され、自宅のワインセラーで粘菌を飼育している。本気度が違う。
写真は大きく拡大してあるが、本物はとても小さいらしい。野外ではなかなか発見するのが難しいようで、よく似たきのこ類や虫の卵などがあり紛らわしい。
なかなか一筋縄ではいかないのも魅力だ。
ちょっと浮世離れしたい時に、ページをめくるのをおススメする。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】